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映画【ゼログラビティ】あらすじネタバレ解説。「逆境」にどう対応するか

「ゼログラビティ」は、2014年の第86回アカデミー賞を受賞し、他にも数々の賞をとっている名作です。もちろん、映像表現が素晴らしいのですが、私自身は、ストーリーがたまらなく好きです。

宇宙漂流からの帰還という、「絶対無理」なことも「いける」と自然に感じさせてくれる映像体験は、あなたにとっても貴重な体験になるのではないかなと期待しております。

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「ゼログラビティ」の作品情報

地表から600キロメートルも離れた宇宙で、ミッションを遂行していたメディカルエンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)とベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)。すると、スペースシャトルが大破するという想定外の事故が発生し、二人は一本のロープでつながれたまま漆黒の無重力空間へと放り出される。地球に戻る交通手段であったスペースシャトルを失い、残された酸素も2時間分しかない絶望的な状況で、彼らは懸命に生還する方法を探っていく。

引用:シネマトゥデイ

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「ゼログラビティ」鑑賞で得られるもの。

この映画を観ることであなたは、

「逆境」でもあきらめない。

「逆境」でもチャレンジすることを恐れない。

「逆境」でも楽しむことを忘れない。

という、学びを得ることができます。

鑑賞後には、この映画があなたにとって

逆境にぶち当たった時のバイブル』

として、重要な映画となることでしょう。

人類史上、最大級のピンチ。

ゼロ・グラビティとは日本語で「無重力空間」です。

宇宙での作業中に、突然、宇宙服のみで無重力空間に放り出される。

普通に考えると「助からない」状況です。

しかし、主人公は、あらゆるものを利用し、知恵をふりしぼり、地球に生還します。

あなたも、「あの時はほんとやばかった」という状況が何度か、なかったでしょうか?

「ゼログラビティ」は、そんな絶体絶命的な状況での、「心の持ち方」を教えてくれる映画です。

なぜ、主人公は地球に生還できたのか?

なんども、これは無理だろうと思わせる状況が出てきます。

それでも、克服し、対応し、乗り越えていきます。

なぜ、主人公は地球に生還することができたのか、3つにまとめました。

「逆境」でもあきらめない。

宇宙服のみで無重力空間に放り出されたらどうなるでしょう。

最大級のピンチです。

「ゼログラビティ」では、これでもか!ていうくらい、逆境(試練)を与えてきます。

「藁をもすがる思い」「首の皮一枚でつながる」を映像化したようなシーンが次から次へとでてきます。

「逆境」の大小の感じ方は人それぞれですが、それでも、この映画の直接命に関わるピンチと較べると、私が抱えていた「逆境」は、マシな方だなと思う自分がいました。

ある、経営学者は、「逆境」に陥った時は、こう考えるといいと言いました。

「命まではとられない」

有名な神様の言葉では。

「神様は、乗り越えられる試練をお与えになる」

そんな、ピンチの中でも乗っていた宇宙船の燃料もなくなり、移動の手段を完全に失った時。

数年前に娘を亡くしていた主人公は、娘の所に行こうと、生きることをあきらめました。

そんな時、仲間(空想)は、主人公に言いました。

「必ずなにかやり方はある。地球に戻るか、ここにいるか」

「ここは居心地がいい、傷つけるものはいない、安全だ。生きる意味がどこにある」

「娘は死んだ、これ以上の悲しみはない。」

だが問題は、いまどうするか、もし戻るなら、もう逃げるのはよせ」

「くよくよせず、旅を楽しめ、自分の人生を生きろ。地球に還るんだ」

主人公は、あきらめを捨て、「なんとしても地球に還る」方法を模索し始めます。

燃料がなくても、動く方法。離着陸に使う動力で移動が可能なことを発見し、目標の乗り換える宇宙船に近づいてからは、消化器で宇宙を遊泳するなど、「火事場のクソ力」で乗り切っていくのです。

「もうだめだ」と思った時に、従来とはまるで違う、新しいアイデアが出てくる時があります。

あきらめて終了にするか。まだいける!ともがき続けるかで結果は変わってきます。

「逆境」でもチャレンジすることを恐れない。

初めての宇宙船を取説のみで操縦することは不可能に近いことです。

いたる所にボタンがたくさんある、宇宙船です。

主人公は、シュミレーターでは経験があるものの、実際に乗ったことはありません。

しかも、毎回墜落していたそうです。

でも、宇宙船に乗って脱出しないと、爆発して死んでしまう。

自分一人しかいないから、自分で運転するしか無い。

「やるしかない」という状況になったら、「できない」とか考えてる場合ではないのです。

そして、「やってみると」「案外できた」

日常でも、そういうことってありますよね。

自分のスキルが一段上がる瞬間です。

映画後半では、中国製の宇宙船に乗り換えて、大気圏突入にチャレンジします。

操作ガイドは中国語、シュミレーターでも体験したことがない宇宙船です。

でも、主人公の行動は。

「無理だよ」→「どうやったら」に。

表情もワクワクに変わっていきました。

「逆境」でも楽しむことを忘れない。

「宇宙で漂流した時に、鼻歌を歌って、その状況を楽しめますか?」

主人公は、生真面目な技術士でした。

仲間(上司)が聞いている音楽に

「集中したいから止めてくれない?」という感じの。

その仲間(ジョージクルーニー)は、対照的に、常に遊び心満載で、

常に宇宙を遊泳してたり、ずっとジョークを話し続けています。

そんな仲間が、主人公を助けるために、自らを犠牲にして、自分は宇宙に漂流していくことになるのですが、そんな絶望的な状況でも、

「ワオ!なんて美しいんだ!」と、好きな音楽を聞いて、美しい地球を眺めて楽しんでいる。

助からない状況であっても、「今、この時を楽しむ」という人物でした。

主人公も、「今、この時を楽しむ」に影響をうけていき、

中国の宇宙船で大気圏に突入するシーンでは、

無我夢中で宇宙船を操作し、小さく鼻歌を歌いながら、

覚悟を決めます。

「もう逃げない、地球に帰る。このままいくと、結果は2つしかない」

「無事に生還し、奇想天外な話を聞かせるか、10分後に焼け死ぬか」

「どっちだろうと誰のせいでもない。」

そして、笑いながら、

「結果がどうあれ、これは最高の旅よ!準備OK!」

「最大級のピンチ」を「最高のハラハラするアトラクション」

に変換して、「今、この時を楽しむ」状況を作り出したのです。

逆境にぶち当たったときのバイブル

主人公は、地球に生還し、大地で立ち上がって「ありがとう」と言います。

逆境の時は、辛くてしんどいですが、乗り越えた経験がある人にとって、

その逆境は自分を成長させてくれたもの」「考え方を変えてくれた出来事となります。

自分の人生は、やってみないとわかりませんが、映画では擬似体験ができますね。

「ゼログラビティ」観賞後には

「逆境」でもあきらめない。

「逆境」でもチャレンジすることを恐れない。

「逆境」でも楽しむことを忘れない。

ということが体験できます。

自分の悩みを宇宙から俯瞰してみて、少し心が軽くなるかもしれません。

「悩みへの向き合い方」を「さて、どうしたものか」とニヤリと笑いながら、挑んでいければ最高です。

人生をサバイバルする「東京難民」という映画もおすすめ。

91分と短時間で観れる映画、映像のリアリティがすごい。

比較的短時間で観れる映画なので、壁にぶち当たった時に、自分を励ます意味で鑑賞しても良い映画です。宇宙空間という未知の世界のリアリティが素晴らしいので、何も考えずに、宇宙ってきれいだなあと観てもいい映画だと思います。

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『ゼロ・グラビティ』が観られる動画配信サービスは、U-NEXT、Amazonプライムビデオ・hulu。

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