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映画【ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない】あらすじネタバレ解説

「君はなんのために働いているんだ?やめる前にもう一度考えてみなよ」

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あらすじ

ニート生活を送ってきた26歳のマ男(小池徹平)は母親を亡くし、一念発起して情報処理の資格を取得する。不況のご時世の中、必死で就職活動をするものの試験に落ち続け、最終的にパスしたのはとんでもない問題企業だった。彼は初出社当日から当然のようにサービス残業をさせられ、その状態が毎日続いていく。

引用:シネマトゥデイ

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注意点

この映画は、会社はブラックのままで、自分が頑張っちゃう話です。

個人的には入社後ブラック企業と知ってしまったら、精神的、体力的に元気なうちに、転職を考えるべきだと思います。

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しかし、過酷な労働条件だけれど、達成感にあふれる仕事もありますし、この映画のように、ブラック企業とわかりながらも簡単にやめるわけにいかない状況もあるでしょう。

頑張れることだけが正しいわけではないですし。無理だと思ったら逃げるのもありだと思います。

あくまでも、数ある選択肢の中から、こういうケースもあるのか、くらいの気持ちで鑑賞してもらいたい映画です。

ただただ辛いだけの会社にお勤めなら、「ちょっと今から仕事をやめてくる」という映画をお勧めします。視野が広くなり、自分を客観的に見ることができて、回り道も悪くないと思わせてくれる映画です。

映画【ちょっと今から仕事やめてくる】人はなんのために働くんだろう

ブラック企業と知らずに入社する

引用:映画.com

ブラック企業を見分ける6つのポイント

主人公は、入社してすぐ自分が入社した会社がブラック企業だとわかってしまいます。

  1. 就業規則があるにも関わらず残業が当たり前
  2. 何日も徹夜が続くことがある
  3. 社内に情緒不安定な社員がいる
  4. 必要な経費が一切認められない
  5. 同僚のスキルが異常なほど低い
  6. 従業員の出入りが激しい

主人公の会社はブラック企業を見分けるポイント6つ全てに当てはまっていました。

職場の人たち

ブラック企業を形成している職場の人たちです。

 リーダー(品川祐)パワハラ 口癖が「バカ!」 無理な仕事を押し付ける

  井出(池田鉄洋):圧倒的に仕事ができない 「WHEREってどう書くんだっけ」

  上原(中村靖日)スメハラ 情緒不安定 わきがのにおいを女性に嫌がられる

  経理(千葉雅子):社長の愛人 経費として落とさせない

 中西さん(マイコ):常識人のベールをかぶった非常識人 派遣社員

   木村(田中圭):元大手の新人 会社を牛耳るつもりで転職してきた

藤田さん(田辺誠一):仕事ができて思いやりもある。なぜここにいるか謎

ブラック企業とわかっててもやめることができない

引用:映画.com

中卒で8年間のニート生活

主人公は、高校生の時にひどいいじめにあっていて、登校拒否になってしまいました。

ある日、ニート生活を心配している母親に「私たちもいつまでもいるわけじゃないのよ」と言われ、「だったら、死ぬまでに働いてやるよ!」と言い返すのですが、母親は、主人公のスーツを買いに行った帰りに交通事故にあって亡くなってしまいました。

なんとか就職しなくてはならない。そう強く思うのですが、大学に行っていないということと、8年間のニート生活が足かせになり、採用してくれる会社はなかなかありません。そんな中で、唯一採用してくれたのが、このブラック会社だったのです。

入社後、リーダーのパワハラで無茶な仕事を押しつけられる中、リーダー達が「もっと有望な新人が入りそうだから、あいつを追い込んでやめされる」という話を盗み聞きしてしまいます。後がない主人公は、企業戦士(ソルジャー)になることを決意し、無茶な仕事を期限内の2週間で達成するのです。社長からその仕事ぶりを認められ、異例のリーダーに抜擢されるのですが、そのため仕事の過酷さは増していくのでした。

くたくたになり、家に帰ると、父親から、半年前にリストラされ、今は無職だと告げられます。「お前の重荷になりたくなかった」

家の生活を支えてくれる人がいなくなった以上、自分が働き続けなくてはなりません。

職場の人たち

ブラックな環境下で他の社員は。

リーダー:パワハラする立場で、その場のトップなので居心地は良い。

  井出:仕事ができないが、リーダーにゴマスリうまく立ち回っている

  上原:辞めても転職先が思いつかない「ぼく、これしかできないんで・・」

  経理:社長と愛人関係なので、当面やめることはない。

中西さん:藤田さんが好き。プチストーカー状態に。失恋で体を壊す。

  木村:本性を表わしていき、リーダーを軽んじるように、「首になりますよ」が口癖。

藤田さん:みんなへの気遣いもでき、トラブルも対処できる。彼がいないと回らない。なぜ転職しないか謎。

メンターの存在

引用:映画.com

主人公がリーダーにきついことを言われたり、無理難題を押しつけられた時に助けてくれるのが、藤田さん。

お昼休みなどに、差し入れを持ってきては励ましてくれたり、相談に乗ってくれる。

仕事もできるし、チームにピンチが訪れた時も、なんとかしてくれる頼もしい人。

尊敬する先輩であり、自分を認めてくれる人でもありました。

藤田さんがいたから、このブラック会社でやっていけていたのです。

メンターとの別れ

藤田さんは、この会社に勤める前に、5年間ニート生活を送っていました。

司法試験を受けるためでしたが、それを支える交際していた彼女は、プログラマーで、過酷な仕事で心を病んでしまいましたが、それを藤田さんに言うことができず、限界がきて自らの命を絶ってしまったのです。それ以来、彼女と同じプログラマーで過酷な環境に身を置くことを自分に課しているのでした。

しかし、主人公が、過酷な環境の中でもがきながら前へ進もうとする主人公の姿を見て、自分も新たな道へ進もうと決心するのです。

主人公「藤田さんに会えてよかったです。いつも藤田さんに力をもらっていたんです。これからは自分のために進んでください。」

藤田さん「どうして、ぼくがやめる決心をしたんだと思う?それは、がけっぷちで、がむしゃらに生きているやつをそばで見てきたから、僕は今、それを教えてくれた後輩と話している。ありがとう」

はたらく環境とは

引用:映画.com

職場環境に求めるものはいろいろあると思います。

給料がいい、福利厚生がしっかりしている、有名である、仕事が楽しい、達成感がある、人間関係がいいとかです。

この映画の主人公は、この会社に入社したことで、尊敬できる人物と出会うことができ、また、極限での環境で自分の能力を伸ばすことができました。仕事の達成感も得ることができました。

「ブラック会社につとめているんだが、まだおれは頑張れるかもしれない」

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